飲食店経営に必要?「甲種防火管理者」って何?受講だけで資格取得できる?


飲食店を始めるにあたって「防火管理者」が必要になるケースがあります。今回は、防火管理者の中でも「甲種防火管理者」について、以下のポイントにまとめてご紹介します。


■ 甲種防火管理者とは?

「甲種防火管理者」は、防火対象物(建物や施設など)における防火管理を行う責任者として、すべての規模・用途の施設で選任が可能な資格です。

小規模(収容人数30人以下)の飲食店であっても、甲種の資格があれば問題なく管理者として選任できます。


■ 講習を受けるだけで資格が取れる?

はい、甲種防火管理者の資格は講習を受講して修了すれば取得できます。

  • 講習は通常 2日間(地域によっては1日半)で行われます。

  • 講習の最後に簡単な修了試験がありますが、講義内容をきちんと聞いていれば問題なく合格できるレベルです。

  • 修了後には「防火管理者講習修了証」が交付されます。


■ 「乙種」との違いは?

区分対象施設講習日数選任できる範囲
甲種  全ての防火対象物 約2日  規模に関係なく選任可
乙種  小規模施設(30人以下など) 約1日  小規模施設に限定される

※乙種は講習の実施頻度が少なく、地域によっては開講されていないこともあります。


■ どちらを選ぶべき?

  • 将来的に規模拡大や多店舗展開を考えている人甲種がおすすめ。すべての規模に対応できるため、使い回しがききます。

  • とにかく最短・最小限で済ませたい人乙種でも可ですが、講習が少ない地域もあるので注意。


飲食店だけじゃない!甲種防火管理者の資格が活きる場所とは?

「防火管理者=飲食店や店舗だけの話でしょ?」と思っていませんか?
実は、甲種防火管理者の資格は、さまざまな施設・業種で活かせる汎用性の高い資格です。


■ 甲種防火管理者が必要になる代表的な施設

以下のような建物・施設では、一定の基準を超えると防火管理者の選任が法律で義務づけられています

  • 飲食店(30人以上収容)

  • ホテル・旅館

  • 病院・診療所

  • 老人ホーム・福祉施設

  • 学校・学習塾

  • ショッピングセンター・スーパー

  • 劇場・映画館

  • オフィスビル・テナントビル

  • 倉庫・工場などの事業所

つまり、**「人が集まる場所」「火気を使用する場所」「避難が難しい場所」**などでは、業種に関係なく防火管理者が必要となる場合があるのです。


■ 甲種の資格が強みになる場面

  • 物件オーナーとして建物を貸し出す場合

  • 複数業態で事業を展開している場合(飲食+福祉など)

  • 就職・転職時に「防火管理体制の整った人材」としてアピールしたいとき

  • テナント運営に関する責任を求められるポジション(ビル管理会社、総務など)

甲種はすべての防火対象物に対応しているため、資格を一度取得しておけば、**将来的にどんな事業を始めても使える「安心の保険」**のような存在になります。


■ まとめ

甲種防火管理者は、飲食店だけでなく幅広い事業・施設において活用できる汎用性の高い資格です。
講習を修了すれば取得できる国家資格に準じた位置づけなので、将来的な事業展開や転職にも活かしやすいのがポイント。

「この先、何をするかまだ決まっていないけど…」という人にも、取っておいて損のない資格のひとつですよ!


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